狭霧のお気に入りの歌一覧
芳立
逃れくる人を足蹴にする者をなど同胞とおぼえやはする
13
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詠み人知らず
あきくさの結びて露となる音を吹きな散らしそ宮城野の風
22
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浅草大将
なほ雪のふる郷さしてゆく雁よ見るがよし野の山さくら花
10
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垂々
からんころん。日本の夏の音波をおよいでおいで浴衣の金魚。
34
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まるたまる
芸術家よ、創れ喋るなゲーテ言う歌ビトは詠むただひたすらに
17
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みやこうまし
しぐれ去り梅の小枝の赤き芽と光る玉露かさなり揺れぬ
72
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詠み人知らず
青柳の糸よりかけて風が織り紋は花なる春の羽衣
13
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芳立
種とする憂き身しあればひさかたのあまき露ふれ起ち歩む春
10
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悠々
ちちははを泥に呑まれし児らの春瓦礫に佇ちておらぶ声悲し
25
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横雲
花溢れ花散り掛かる花御堂花に曇れる花の下陰
7
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芳立
百千たび冬は来ぬともはなぐはし桜わらはぬ春はあるまじ
8
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おおみはじめ
この滝は不動の滝というらしい確かに水は動いていない
5
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おおみはじめ
ここにある聖書と競馬必勝法どちらもいまだ使いこなせず
5
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おおみはじめ
パーラーとマーラーどちらもうるさくて喜怒哀楽がはっきりしてる
5
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おおみはじめ
岡山の街闊歩する二人組オエンケーノとセラレーという
6
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芳立
乙女らの桜ざかりを愛づる間もあらぬひと夜に嵐ふきつつ
12
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笑能子
春の陽よただ穏やかに降り注げ先ずはひと時安らぎの為
11
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浅草大将
見わたせば花また花の山なみを空に越えゆくみかづきの舟
17
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横雲
咲き満ちて吹き舞ふ風の散らし行く命の色に染まる庭かな
5
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横雲
脱ぎ架けし後の形見の花衣弥生のけふの空ぞかなしき
7
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