はなはなのお気に入りの歌一覧
薫智
遠ざかる郷里の景色見送って親の想いに感謝で生きる
16
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詠み人知らず
モロヘイヤひとりばえの芽そだちゆきおひたしスープと大繁盛
16
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たんぽぽすずめ。
満月の誰が影照らす湖に指先つけて思ふ揺れし夜
11
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浅草大将
誠実を胸にきざめば希望をばともに語らじ教える者と
26
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粕春大君
たちのぼる峰の秋霧弓張りの月のいるさに晴れわたらなむ
25
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詠み人知らず
雑草のなかにひときわはえる白高砂百合の姿あでやか
19
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たんぽぽすずめ。
ポスターの(絵図で示す川崎)が川柳になり揺れる猛暑日
15
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卯月
リュウグウノツカイが迎えに来た海に僕の居場所はあるのだろうか
6
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半格斎
墓前には南無南無小声で手をあわすおみなごの後に若夫婦立つ
8
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半格斎
おみなごや、もみぢのような手を合はせ鳴らすリンの音雨の間に消ゆ
11
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たんぽぽすずめ。
湯剥きした青いトマトは誘惑に散った浜辺の乙女の如く
19
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笑能子
飾る身を持たぬからこそさりげなしその煌めきを羨みつつも
4
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加祢
日も暮れし忙しき盆のお帰りに送り火焚きて路を灯せり
21
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加祢
提灯に浮かびて描く涼花に虫の音を聞くあかき夕暮れ
18
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加祢
訪ぬ人皆笑顏になるおはぎにはご先祖樣もまた喜びしか
12
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螢子
八百万の神に会いに行く今日の日に万の拍手をいただく喜び
23
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詠み人知らず
灼熱のアスファルトの森少年となって駆けたい裸足のままに
7
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中林いの
甘いもの食べよう、ふたりキッチンで 許されながら ほほえみながら
3
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螢子
遠足を待つ小学生の心地して眠気のこない午前0時
13
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浅草大将
ひと夏を君にあずけた青春が返ってこない焦げつき騒ぎ
13
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