夢士のお気に入りの歌一覧
みなま
階上の窓にも届く白薔薇よ去年ならば夫眺めしものを
8
もっと見る
みやこうまし
かくなるとは 思いもよらぬ絆かな 認知の妻と運命分かつ
29
もっと見る
みやこうまし
連休も働いている介護士に 頭が下がる 福祉の戦士よ
17
もっと見る
片井俊二
いつの日か主の歳に追いつきて ともに旅立つやさしき小犬
14
もっと見る
桜園
梅の葉のきぬずれをする音がしてみるにあまたの実をつけはじむ
17
もっと見る
みやこうまし
木漏れ日のまだらを踏めば蒲公英も黄色弾きてまだらに咲けり
17
もっと見る
芳立
あめつちは広しといへど富岡の日も月もなくつむぐ糸なみ
4
もっと見る
河のほとり
藤の花色ふかくてぞ乱れたる行方も知らぬ風にこたえて
11
もっと見る
詠み人知らず
淡路島行き交ふ船の航跡のほそくかそけく昼の月見ゆ
9
もっと見る
水ノ衣
日の入りや日に日に伸びては色を変え街行く者の瞳愉しむ
26
もっと見る
詠み人知らず
小柴垣嵯峨野に遊びしある夕のしゃがの一輪すくりと伸びて
4
もっと見る
詠み人知らず
青蜥蜴生きむとおのが尾を断つて その切口の朱のかがやき
7
もっと見る
へし切
君のその後ろ姿が好きだからだまって見つめてそれが幸せ
32
もっと見る
詠み人知らず
たけのこの初物とどきゆるゆると時かけて煮る春惜しみつつ
6
もっと見る
みなま
青春に唱いしグノーのミサ曲のキリエ・エレイソンなつかしき午後
8
もっと見る
桜園
姑の老眼鏡のフレームのお洒落に光る新品にして
10
もっと見る
詠み人知らず
半袖の胸の谷間に薔薇一輪かけぬけてゆく連休の谷間
6
もっと見る
詠み人知らず
からころもひとかさねづつ脱がすごとくたけのこの皮剥いてゆく午後
6
もっと見る
只野ハル
古楽器のアンサンブルのひとときは優雅に流れ余韻を残す
5
もっと見る
紫草
暁に窓を開ければくふくふと含み笑うはあまたの命
21
もっと見る
[1]
<<
1388
|
1389
|
1390
|
1391
|
1392
|
1393
|
1394
|
1395
|
1396
|
1397
|
1398
>>
[1488]