夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
万緑の木末をわたる風孕み恋知らぬごと鯉のぼり翔ぶ
4
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小林道憲
春楡が昨夜の雨に輝きぬ 木の間を移る椋の一群れ
17
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日向猫
未練など欠片ひとつも見当たらぬ五月の空の潔きこと
29
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大埜真巫子.
草の海 そこには何も 何も無くて ここから創れる ものが ある筈
18
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詠み人知らず
誰もなき彼方へおいでおいでする母の瞳にうつる幸魂
10
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詠み人知らず
冬嵐い這ひ徘徊り生き延びし母いま春のかすみと思はん
11
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へし切
青春は頼りないけど輝いて何歳であれこころに宿る
14
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芳立
華はけふあすとうつろふ人の世の変はらぬ闇を照らす月かげ
4
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恣翁
曾つて書きし落首 観る人誤てり 壁の荒ぶれば 古人の作かと
24
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詠み人知らず
吾のこと気づかぬような素振りして澄まして咲けるセントポーリア
7
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詠み人知らず
半ドンのむすめのためにそばつくりかたへにそふるにしんのたいたん
2
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詠み人知らず
店先に日がな座った老人の 分厚い指がアートを産んだ
18
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紹益
春雨に 緑鮮やか 若葉萌ゆ 花は散れども 青葉しげれる
22
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へし切
朝目覚め今日の占い気にしては弱き心の老い身を思ふ
18
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みやこうまし
公園の道辺に這いてつつじ咲く木々の緑をまだらにかぶり
12
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みやこうまし
食欲も減ってからだも一まわり小さくなった 老いて省エネ
13
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南美帆
先生と言われる日々に小休止オフの日だから、母で女子なの
8
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南美帆
休日の朝に聴きたいバイオリン兄妹仲良くガボット弾こう
7
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水ノ衣
チューリップという花の群れ喩えれば女学生なり清楚な時代の
22
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詠み人知らず
弓のごと肉体たわみ雲梯の棒をとらふる子のたのもしき
7
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