葱りんとのお気に入りの歌一覧
林林
親よりも子達には長生きしてほしいそれ以上望むものはなきかな
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詠み人知らず
歌将棋読書珈琲純米酒刺身牛丼夜中の木馬
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林林
春近し水栽培の長葱に緑の小さな蕾ふくらむ
23
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詠み人知らず
帰宅から座れず家事の三時間 俺も背広も くたびれ続け
24
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詠み人知らず
下味は塩と胡椒とアレですが それについては 内緒の話
16
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詠み人知らず
頬張った腐った果実じゅるじゅると 毒かも知れぬ 快楽飲み干す
12
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夢士
朝づみの蕗の薹食み春の膳季節の香り酒の友とす
23
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詠み人知らず
「別れて」と言わない女の強かさ 「分かってるでしょ」 無言の重さ
20
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詠み人知らず
いつになく長引く風邪の諸症状 なんなら恋の 病でもいい
18
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へし切
人間に春いたりなば野の花は小さき命の咲く時を知る
29
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舶女チェルシー
未知のもの無知に任せて頬張ればアリスと同じ不思議が見える
9
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詠み人知らず
大阪のお好み焼きを昼食に 重きに泣きて 散歩あゆまず
12
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へし切
雪とけて流れはやみて荒川の土手の草木も芽吹く春の音
28
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詠み人知らず
原爆をファッションのごと言うなかれ 何も知らない 若い学者よ
14
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へし切
春風よ妹が臥やせる奥つ城にこの梅の香を乗せ吹き渡れ
27
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夢士
今朝の風頬に手をあて空見上ぐ雨水となりて春の足音
24
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矢車菊
花ひとつ届けるように詠いたい誰かを想うつぼみになりたい
32
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灰色猫
いい匂い 君の黒髪 美しく 春をはらんだ 風に吹かれる
41
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只野ハル
ロケットに液体燃料を入れるようにビールを呑み無重力へ
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紫草
足の爪短く揃えたわたくしの指を愛しむ夫の潔癖
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