速魚のお気に入りの歌一覧
南美帆
おぼろ月恋の行方を見守りて数千年の逢瀬を照らす
18
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詠み人知らず
軽トラに居眠る息子当てにせず父は黙々田植えの寂寥
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みなま
遠つくにより桜桃届く艶やかにひとつひとつをひとが摘みしか
12
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詠み人知らず
土曜日は私にくれる約束を「ゴルフ」と偽る家族サービス
9
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愛
知らないでしょ メールするたび 心の芯 震わせ寿命を 減らしているの
7
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詠み人知らず
留守番の猫の機嫌が気に掛かり私を急かす点滅シグナル
15
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詠み人知らず
飽きもせず変わらぬ毎日暮らしてる 花の色さえ変わりゆくのに
22
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南美帆
いつの日か別れが来るとわかっても波に引き寄せられる二人で
11
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詠み人知らず
「家出してやる」と言ったら母さんは「じゃあお豆腐とお酢買って来て」
9
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詠み人知らず
「家出してやる」と言ったら母さんは「一日二日は家出じゃないのよ」
4
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詠み人知らず
淡きことアガパンサスの花のごと遠く慕ひてゐたき人かな
12
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詠み人知らず
泥棒に指導を乞えば「バカヤロー!技は盗んで覚えるもんだ」
12
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紫草
われひとり臥りて聞ける銀杏の生理淘汰の実の落つる音
18
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すばる
君からのメール急いで帰宅する 繋がっている 繋がれている
15
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すばる
あの子だけ光って見える現象を何と呼ぶのか教科書めくる
19
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夏恋
雨降って地面固まり訪れしからり快晴降り注ぐ夏
12
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葉月きらら☆
子はまだか体調どうだ元気かい変わっていった父の口癖
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つゆくさ
君のこと詠った歌は数知れず絶望のたび消した歌たち
8
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詠み人知らず
どの人も泣いて妬いても生きている 一人たりとも卑しくはない
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ながさき
過ぎゆく日 惜しむがごとく 噛み締めて 今日も生きる せいいっぱいに
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