夢士のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
しあわせ と同時に一瞬 気の触れる ひかりあふれた 家族の集まり
17
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大埜真巫子.
樹がある わたしの中に 葉を散らす 決して枯れない 言の葉つけた
32
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詠み人知らず
たぎる湯に蕗をはなてばさみどりの色あざやかに香ぞ立ちにける
10
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詠み人知らず
目的は石山寺の観光か 一号線の第一旭か
4
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みなま
ソーラーのパネルの林に迷いこみし吾を信楽の山は笑えり
7
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美津村
愛も感謝も言葉に言ふは面映ゆくバースデーケーキをぶら下げ帰る
38
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美津村
幼き吾を抱きすくめ母は飛行機の音をおそれき戦争の後も
18
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小林道憲
葉若き欅の幹のこずえより 喉赤き鳥の見え隠れして
10
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水ノ衣
春の宵風の甘味よ魅せるべしそなたのみに許されし歌
28
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水ノ衣
雲路より一筋斜陽目を射るなり柔き鋭き翁の視線よ
20
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水ノ衣
春は過ぎ初夏の姿よ見え隠れし白き肌色目を擦るなり
20
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詠み人知らず
救急車追いかけながら吾子の血よ 止まってくれと止まった思考
7
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詠み人知らず
頬のなみだぬぐってかるくキスをしてしゃくりあげる子眠らせる夜
7
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詠み人知らず
細雨ふるはつなつの庭に出でてみれば付点リズムでキジバトの啼く
7
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片井俊二
新緑を水面に映し風はゆく対称軸を五月に染めて
7
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片井俊二
目薬を垂らせば視界波打ちて水面見上げる魚だったころ
11
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片井俊二
ツツジ咲く歩道にひかり満ちあふれ少女駆ける五月の風に
12
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片井俊二
顔を出す位置と向きとを定められ咲き誇るのか、ツツジの花よ
6
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恣翁
月眺め 琵琶なと弾かむと思へども 春恨重く 御簾の捲かれじ
57
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恣翁
磨り減りて 面立ちすらも朧なる石仏群の 木洩れ日に映ゆ
61
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