夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
若草の上に休める自転車のスカイブルーが凛とハンサム
19
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紫草
吹く風を身に呼び寄せてタンポポの綿毛ふるふる黄金に飛びゆく
21
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みやこうまし
五月雨や 小川に浮かぶ山吹きと菖蒲の黄色 混じりて一花
13
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詠み人知らず
ぬばたまの夜の更けゆけばジヤスミンのひときはたかく匂ひたつ庭
3
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南美帆
新緑の土手を毎朝通るたび新顔タンポポ増えてく仲間
5
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只野ハル
世話をして責められる日の多くあり稀に感謝の言葉はあれど
13
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日向猫
なんのこと?猫が言葉を話せたら三度に一度はそう言うでしょう
19
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みなま
英国の桃色のばら今朝咲きぬ一年ぶりねお元気ですか
19
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南美帆
いつだって父の掌暖かく孫娘との公園デート
8
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みなま
病む夫を病ませた者はおまえだと聞こえる声に今日も蓋する
11
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へし切
無常にも君が面影薄れゆく忘れないでとうつむく紫蘭
29
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美津村
凧あげる二人の童は土手のうへ光のなかを踊るがごとし
16
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桜園
またしても夫にぬかれしクリスマスローズかわいそうで涙こぼれぬ
15
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美津村
階段を二段飛ばしに駆け上がる早く告げたしこのよろこびを
18
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海の月
小夜更けて 耳元迫る 遠蛙 我と同じに 愛しと泣くか
9
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海の月
舞狂ふ熊ん蜂二ひき藤花の 薫りに醉ひて我を威嚇す
5
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海の月
水替えし清らな槽の草の陰 つぴつぴとメダカ十五ひき泳ぐ
18
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海の月
「君が見る世界はどんなに大きいの?」花弁に上るアリを撮りつつ
7
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デラモルテ
いつまでも花持ちのするハナミズキ孟夏の夕暮れ上弦の月
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詠み人知らず
銀の匙、廃人になりし吾の口に 水を注いだ柔らかき指
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