金木犀のお気に入りの歌一覧
まあさ
バースデープレゼントのごと届きたり 叔母の歌載る短歌の雑誌
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石川順一
風花に撮影旅行を挙行する雪に埋もれる庭の木々たち
18
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まあさ
新しい土地の香ほのかに漂わせ息子は居間で暫しの暇(いとま)
18
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千映
銀世界負け時と空のやたら青洗濯物が笑いはためく
17
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絮谷新
いちめんに廣ぐる砂丘色失せて雪の降り積む一月の男
17
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inosann
病む母と世話する兄との口論に帰郷の足の遠のきている
23
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万陽
我が心 映すがごとき 曇天の鼠の雲の 憎々しさよ
14
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万陽
諍いし 飛び出し見上げる 満月に思い出さるる 亡き母の顔
15
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万陽
吾娘の着た 服のおさがり 選べども思い出の香が 手を止めている
15
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夢士
列島の屋根に分けられ大寒波黄昏のなか家路を急ぐ
18
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なかしぃ卿
国境の無き世の中は危うくてやすらぐところ常ならず春
6
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なかしぃ卿
信号の指し示す赤その中の人の形の何か動けり
8
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愚と楽
手荷物に 成り下がってたマフラーの ありがたさ知る 寒波到来
16
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灰色猫
こびりつく涙溶かしてもうすぐに冬は終わるよ春は目覚める
19
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Chico
きみとても 彷徨へる吾を導する アスタリスクのやさしき光
27
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万陽
吾娘という湯たんぽを抱き床に就く何にも勝る防寒具なり
15
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リクシアナ
氷点下23度のなごり星まばたき交わすラメの雪闇
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詠み人知らず
初雪の白き庭さき聲明かり幼よろこび舞ひ散る風花
16
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たろ
心って どうして、すぐに傷つくの? 既読がつかない それだけなのに
8
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千映
茹でものを少し柔くするだけで母の夕餉の笑顔が増える
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