藍子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
穩やかな故郷の風 身に受けし 勿忘草の 呟きを想ふ
10
もっと見る
詠み人知らず
夜更かしは 美の大敵と云ふけれど 深まる夜の姿を樂しむ
11
もっと見る
詠み人知らず
「しえめでやる!」 鬼ごつこにて大聲で 紫陽花の路を そこのけそこのけ
11
もっと見る
び わ
時とまれさもなくばみな枯れていく庭に美くし紫陽花さえも
8
もっと見る
び わ
見事なり蠅がとまって動じない吾が逡巡を読んだがごとく
7
もっと見る
千映
一晩で茎だけになる唐辛子泣く泣く引き抜く虫は見えぬが
14
もっと見る
千映
木蓮の花後に頂点止めたのに力みなぎる幹から芽吹き
14
もっと見る
千映
認知症患う母は今日も又性むき出して化粧する
15
もっと見る
千映
お泊りの薬の仕分け小袋の名前と日付け母は消してる
14
もっと見る
千映
派手派手の服着て街に出る時はピエロになって見る目が変わる
13
もっと見る
詠み人知らず
光浴びダチュラ真夜中響かせるトランペットの音芳しく
5
もっと見る
詠み人知らず
時計草その一輪に見守られ今日も最期を告げられる人の
9
もっと見る
詠み人知らず
花火見る象の足元にも光蟻一匹の線香花火に
5
もっと見る
詠み人知らず
芳しく鬱陶しいほど香を発つエンジェルストランペット夜の声
7
もっと見る
松本直哉
さみどりの葡萄ひとふさあがなひぬ子の弁当の点睛のため
11
もっと見る
松本直哉
かぎりあるいのちと思へど聖五月伽藍の弥撒になりわたる鐘
11
もっと見る
松本直哉
たまかぎる夕さりくれば海はなぎ遠景にたつ夏の子ふたり
11
もっと見る
松本直哉
短夜にみじかきいのち燃やしつつ蛍飛びかふぬばたまの闇
13
もっと見る
只野ハル
懐かしい歌詞のとおりの贈り物ワインを開けて君を味わう
25
もっと見る
なかしぃ卿
湧き出づる清水の如くをしゆれつと優しき流れ心洗わる
6
もっと見る
[1]
<<
132
|
133
|
134
|
135
|
136
|
137
|
138
|
139
|
140
|
141
|
142
>>
[220]