ほの香のお気に入りの歌一覧
inosann
「しがらみから解かれて落ちる木の葉かな」 何故か引かれる言の葉一つ
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光源氏
君来ぬと松保の浦の枯れ尾花手向けをなして御霊待つらむ
10
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みやこうまし
迷い道ベストの選択試みて今日まで生きぬ 人生は賭け
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光源氏
忘れじの君が言の葉数ふればいと揺らぎたる秋のゆふぐれ
8
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光源氏
たはぶれもいつしか闇に溺れたるみだるる戀にいとど濡れゆく
5
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朝がお
スカイツリーここで生まれ遊んだのと行くたび話す祖母の泣き笑い
11
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日向猫
大口を開けたるごときボンネット整備工場のトタンの建屋
15
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へし切
指をおり三十一文字の數かぞふ搖れる思ひの言の葉さがし
10
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胡桃
連絡の来ない日ばかり逢いたくて こんなわたしをきみは知らない
11
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朝がお
一幅の作 細部に神が宿るという末尾の一瞬君を見てしまう
5
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まがね
一笑いくれればその人良い人と思えてだんだん増えてく笑顔
10
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朝がお
才能は一割が良きに使われ九割が悪い結果の因となす
4
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へし切
徒らに時を過ごすは情けなし 過去、見返るは尚更の事
11
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朝がお
一筆の淀みなき線書きたるは燃える情念静かな呼吸
5
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河のほとり
さらでだにもみぢに添ふる色ふかき心やいかに入相の鐘
9
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聴雨
万葉の散りしく道の小春日に似てやはらかき人の微笑み
10
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村上 喬
つめあとの消えのこりたる北国に羽毛のごとく雪はふりおり
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南美帆
あの人の驚く顔が見たいから最終便に駆け込んだ夜
8
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聴雨
やは筆は刃と化して胸ぞこに秘めたる焔の切り裂ける白
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只野ハル
病室に射し込む陽射しに包まれて昼食を喰む父を見ている
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