秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
眼鏡取り少し涙をぬぐってはまた掛けて読む手紙の続き
8
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詠み人知らず
紅葉は貴方と最後会えた日に燃え尽きるよに焼け落ちました
6
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みやこうまし
紅葉を映す池面に鴨のいて 静かに乱す色なす錦
14
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へし切
さざんかの花くれないに燃えて咲く君を抱きし吾が胸の如
19
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みやこうまし
手の平に銀杏葉のせて金色に死して輝く温もり惜しむ
15
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みなま
リカマンの店内放送喧し怪盗ワインの季節が来たね
8
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みなま
二条ばし櫻もみぢに時雨ては番ひの鴨らしとど濡れをり
10
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へし切
不器用と日々の精進貫いた昭和の巨星またひとつ落つ
17
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へし切
いにしへを偲ぶ寄す処もなき街の時雨て月も陰る夜かな
22
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みなま
ひょっとしてあなたも帰ってくるようでかつての愛車買い戻す、うん
13
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へし切
燃へつきてやがて消へゆく我が身かな茜に空も黄昏てゆく
25
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詠み人知らず
はぐれ雲ゆくり東へ流れいて壁の暦もくたびれ果てて
7
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詠み人知らず
校舎沿い路地で気付いた香りあり忘れかけてた硯と墨と
7
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南美帆
脱水を終えた洗濯槽からはころり転がるドングリ三つ
9
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南美帆
恋心もてば不義なる人からの視線感じつペグを打ち込む
3
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みやこうまし
小春日の御所のベンチで惜しみなく散りくる黄葉に身をまかせ居り
21
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へし切
若きとき未来の夢にときめいて老ひては過去の思い出に酔ひ
22
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詠伝
幸福はたぶん何かの間違いで 産んでもいない子の背をさする
8
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詠伝
排卵日にわざわざ宇宙へ身投げしてハレー彗星受精しろって?
9
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詠伝
可視化され交換しあう白い息それを支える雪の細胞
9
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