ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
Chico
日だまりの車椅子にてうたた寝の そっとそのはは そっとそのまま
104
もっと見る
横井 信
七夕の短冊揺らし風は行く色立ち上がる梅雨明けの空
13
もっと見る
横井 信
道端の花に優しく雨は降り虚空を探る朝顔の蔓
21
もっと見る
千映
降りそうで降らない空に痺れきれ水掛けをする花育て人
14
もっと見る
滝川昌之
支柱より先には行けぬ朝顔の蔓の無念が虚空を探す
31
もっと見る
西村 由佳里
カタツムリあじさいカエルアメンボもうんざりでしょう振り続く雨
8
もっと見る
千映
風鈴の音の涼やかさそれさえも物悲しいとこころが叫ぶ
16
もっと見る
千映
母の介護日増しに敬語増えてくる「すいませんね」がなぜか寂しい
96
もっと見る
千映
「帰りたい」連呼する母アイス見せ気分そらせば児のようになる
11
もっと見る
恣翁
夏の夜は はや明け初めて 朝霧を吸ふ羊歯青く 冷やかに揺る
22
もっと見る
藍子
雨漏りに布団の濡れてた我がベッド病棟中の話題をさらう
14
もっと見る
詠み人知らず
双六の「ふりだしにもどれ」は名言と還暦過ぎてしみじみ想う
10
もっと見る
詠み人知らず
梅雨寒むの草踏み分けて鯉が窪さわわゆずり葉風のかそけき
10
もっと見る
詠み人知らず
山法師二羽の小鳥のさえずりが明日またねと聞こゆる夕べ
17
もっと見る
詠み人知らず
小蜘蛛いて徹夜だったのか朝露にきらっと輝る自慢の巣網
12
もっと見る
詠み人知らず
紫陽花は雨の雫がよく似合う姿やさしくマイマイの宿
12
もっと見る
狐の子
「死に下手の病気上手」と祖母笑う そのままでいい そのままでいて
19
もっと見る
へし切
何げなく今日あることが明日もあるそんな日常があれば仕合せ
23
もっと見る
滝川昌之
信号を手前の日陰で待ちながら目を細めては逃がす陽炎
28
もっと見る
藍子
嫌な人苦手な人も居たけれど私は退院お先に失礼
16
もっと見る
[1]
<<
127
|
128
|
129
|
130
|
131
|
132
|
133
|
134
|
135
|
136
|
137
>>
[137]