inosannのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
胸底に封印されし遠き恋解凍すれば涙こぼるる
3
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日向猫
恐怖ではひとの心は操れぬ おのれが恐怖に操られるだけ
18
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詠み人知らず
七分搗きの米に梅干炊き込みて幸あれと祈りおむすび握る
5
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詠み人知らず
人の世の儚さに茫然となり生きる気力を失うかの如く
3
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詠み人知らず
目合はさずすれちがふ刹那恋文を渡せり機密文書のごとく
3
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南美帆
近づけば離れんとする彼のこと追ひかけつこはもうお終ひに
4
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へし切
厭わしき社会にあれど助け合い靄然として人に寄り添う
10
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ハル
「夢の中で夢を見ている夢を見た!」いや、僕なんてその夢を見た
7
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へし切
巷間に楽しげな声あふれども独り楽しむわれはまされり
13
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夏野ほたる
泣きそうなほど幸せなこの日々に時々顔を出す寂しさよ
7
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夏野ほたる
今ならば言えただろうか貴方へと好きだったのとまじりっけ無く
7
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吉奴十三世
まつろはぬ者みな殺しただ一人 さびしからずや玉座にありて
7
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只野ハル
脳to脳インタフェイスで繋いでも愛していると言える人なら
4
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芳立
晴らされぬ無念の影が真夜中にならぶ年金受給窓口
7
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みなま
吾座せばわらわらと来て寄る猫ら蜜柑を剥けば散り散りに去る
5
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紫草
鮮やかな龍が美空の頂きに昇がごとき虹を見ており
16
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詠伝
精神科私のカルテに「鬱」の文字シメの彡部はワルツのリズム
11
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朝がお
透明な万年筆にインクさす山葡萄色にて新年待ちぬ
9
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朝がお
輪と和とワ同じに出でし陽ならば円相なりて繋がり楽しく
5
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夏野ほたる
寒い部屋冷たい床に座り込み握る電話がほのかにぬくい
10
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