夢士のお気に入りの歌一覧
やひろ
春野菜 やわらかな矛盾がさくさくと にんじん色の 行くランドセル
4
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やひろ
すえ皐月 尾も削ぎぬらむ山鳥は あした顔して寝るころに鳴く
4
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紫草
もう既に若からぬ身や萌えいずる若葉に対峙す力がいるぬ
14
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すばる
好きだって言っても返事は「ありがとう」 昔は「俺も」と言ってたじゃない
24
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恣翁
酒買ふに 酔ひつる吾には 銭に見ゆる楡の実 摘みて払ふや如何
27
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もなca
雨足の強まる夜は気にかかるひとり食事をとる母のこと
24
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詠み人知らず
なまぬるい風がなぜ行くだるい午後池の水面もたゆたゆゆれる
13
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詠み人知らず
蝶が舞い花の香りを連れてくる 今日も独りの風子のもとへ
16
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あかる
一万と一の祈りを捧げても叶わぬ願いと知っていてなお
5
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へし切
ことならばいつも笑顔を見せたきがそうもならぬが人の世の道
26
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詠伝
共生をゆるした車庫の蜘蛛の巣をヒトの権限でぷちんと爪弾く
8
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詠伝
窓を開け澄んだ空気を取り込もうほこりはみんな雨がさらった
12
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南美帆
夢の時 過ごしていたいこのままで一時停止のボタンを押して
10
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紹益
しなやかに なおたおやかに 演技する 君の全てに 恋し焦がれる
14
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ふきのとう
まだ露の残りしきゅうりはきらめいて今朝のサラダに初採りをする
17
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小林道憲
こころみにさびしき愁い人問わば 梅の実熟るるころの雨降り
31
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紹益
空の色 海の色にて 染め上げし きりりと結ぶ 青い鉢巻
26
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みなま
しましまのだんだらもようの水着きてころんびーぬをまもれる道化
14
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あかる
ささやかな願いを乗せた笹舟を追ってあぜ道素足であゆむ
8
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すばる
待つだけの日々もいつかは晴れる事大粒の雨教えてくれる
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