ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
ユキ
苦しさの 数だけ花弁を 散らそうよ いつでもそこで 眠れるように
7
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バロンマン
優しかったあの山川もあの町も無残となりて胸がつぶれる
8
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詠み人知らず
チャイムなり返事かえせど身の重さ足の運びにかけ声つけて
11
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灰色猫
安らかに眠れますよう笹竹に涙を吊るす病棟ロビー
31
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灰色猫
短冊にすべて叶えと吊るしおく笹を彩るすべてよ叶え
27
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灰色猫
焦がれあう想いと想い乗せてゆけ天なる川を渡る笹舟
25
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葱りんと
タンポポの花束笑顔で差し出して 「お母さん好き」私も好きだよ
62
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葱りんと
元号の 変わり目近し 実感す 平成のヤマは 平成のうちに
11
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石川順一
白百合は北を向いたり西を向く躑躅の木が邪魔体を縮める
16
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新座の迷い人
妻の為 風雨いとはず 病院へ 通い行く我 空しく悲し
4
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つちだゆういち
薄雪や 挫ける心 降り積もり 曙光に溶けて 春になりける
33
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新座の迷い人
ジョウク言い 師匠に注意 間違いだ 呆れて我も 腹で笑いて
6
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ななかまど
広き畑みどりの線の細き伸ぶ芽生えし小豆に気負いのなくて
7
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詠み人知らず
濡れ烏 つがい寄り添い眺めるは 露に輝く 紫陽花の青
8
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滝川昌之
校庭は篠突く雨に水が浮き見せしめのようなサッカーボール
29
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千映
下駄男子早足で歩く小気味よさ無精ひげまで爽やかに見え
11
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千映
みーちゃんと髪の長さは同じでもどうして三つ編み二個少ないの
11
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横井 信
傘を打つ雨音増して降りてくる心のモヤを払う人待つ
10
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夢士
夜更しはまだまだ続く文の月されど歌詠みぽちぽち始む
18
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Chico
曾祖母の遺しし和箪笥のそつと押し返さるる引き出しのこと
16
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