金木犀のお気に入りの歌一覧
リクシアナ
カンダハの発条をきりりと引きあげて田畑ななめにゲレンデ目指す
20
もっと見る
滝川昌之
痛いほど氷雨の中を自転車で帰りくる子に風呂と寄せ鍋
9
もっと見る
沙久
ああ、雪を この身に集め 花束に できたら君へと 届けに行こう
26
もっと見る
万陽
幼子と日々格闘し忘れゆく紅差すことも手荒れのケアも
14
もっと見る
千映
にび色の検索をしてまた一つ賢くなれた嬉し大寒
12
もっと見る
千映
欲という文字が躰にのしかかり君との会話熱く感じる
11
もっと見る
まあさ
俵万智「寒いね」の短歌 嚙み締める 今年は答える 夫居る大寒
28
もっと見る
なかしぃ卿
スーパーに節分の豆置いてあり隣にチョコも並ぶ哀しさ
8
もっと見る
萱斎院
花とても散るべきさがと世の中を 知らするものは枝のあはゆき
12
もっと見る
詠み人知らず
賢人の里に迷える猿なれば 言葉知らいで途方に暮るる
18
もっと見る
灰色猫
卒寿まで生きた祖父の大往生最後の見舞いで軍歌歌いし
24
もっと見る
敬之介
あの夏の山よ川原よ野よ丘よ吾ら団塊小僧の世界
11
もっと見る
滝川昌之
葉牡丹の外の葉ヒラリ夜に落ちてお色直して艶の床の間
14
もっと見る
千映
妻亡くし独り寝の辛さ知る歌に男の優しき心感じる
16
もっと見る
野々花
跳ね返すバリア持たない心には君の優しさ突き刺さるだけ
25
もっと見る
万陽
消しゴムの ように消せたら 楽になる貴方の声も 匂いも 温度も
14
もっと見る
千映
君くれたスペアミントガム「ごめんね」の意思と思えば辛さも倍増
11
もっと見る
inosann
広島への帰郷うながす妻のため重きこころも徐々にうごけり
25
もっと見る
月虹
やはらかく積もる粉雪彼方から降る言の葉に応ふ恋歌
78
もっと見る
千映
積もりたて雪に苺の密掛けるきっとこの世に誰かいるはず
21
もっと見る
[1]
<<
130
|
131
|
132
|
133
|
134
|
135
|
136
|
137
|
138
|
139
|
140
>>
[142]