夢士のお気に入りの歌一覧
あかる
夕凪の水面まばゆし ちはやぶる神が生まれし天の如くに
6
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詠み人知らず
南辺にやや傾きて立葵さみだれ時を咲きのぼりゆく
7
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詠み人知らず
淡きことアガパンサスの花のごと遠く慕ひてゐたき人かな
12
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芳立
きぞの夜の雨のすずしき音絶えて夏の至りに吹く風もなし
7
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みなま
遠つくにより桜桃届く艶やかにひとつひとつをひとが摘みしか
12
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ながさき
我ら住む この星永遠に 健やかに 英知を尽くし 手を携えて
9
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紹益
人のこと 人と思わぬ 人でなし 人貶めて 人傷つける
17
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詠み人知らず
軽トラに居眠る息子当てにせず父は黙々田植えの寂寥
14
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由縁
あらためて夫の肩に義父見つけ娘の耳に夫見つける
4
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由縁
たちあおい すっくと伸びてたおやかに 悩みも過去も君には云えぬ
10
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すばる
今日の日を僕の世界に刻みたい 明日にはいない君がいるから
12
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あまおう
優しさの糖度表示が十三度 明日あたりが食べ頃ですの
22
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紫草
われひとり臥りて聞ける銀杏の生理淘汰の実の落つる音
18
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みやこうまし
百均に麦わら帽子が売られいて 父と手拭 汗が匂えり
15
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芳立
もろともになどか写らじ翁らはつひのたのみもしら蓮の華
3
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詠み人知らず
今きみは一番つらい体験を終えるところだ泣く暇はない
12
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紹益
櫛の歯が 抜け去るように 消えてゆく 古い町並み 思い出の人
27
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ながさき
ウシガエル おたまじゃくしを 護るため 水路を掘って 水を入れ込む
12
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河のほとり
いにしへにかはらぬ月のかげ澄みて身は埋もるるよもぎふの宿
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あかる
夕立に素直に濡れる勇気さえ持てず想いは胸に沈めて
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