秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
紺色の ニットに飛び込み 玄関で わたしと目が合う 雪の結晶
3
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矢車菊
ふたたびの出逢いののちの ふたたびの別れのなかに とけ残る雪
5
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月虹
まだ恋は掴みきれずに 星たちは明日へ向かって帰ろうとする
27
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みん
ひらがなとカタカナの二種混ぜたよな優しく強いきみが好きなの
9
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都詩
十二月の光ひとすじ入り来てポインセチアは赤く燃え立つ
18
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詠伝
暗幕の夜がいいヤドリギの下 肺の奥にあなたが芽吹く
8
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詠み人知らず
寂しさを語れる場所のあることの幸せ思う「うたのわ」という
15
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詠み人知らず
北風に頬を殴られ気が付いた同じ思いでみんな生きてる
12
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みやこうまし
これをしも恋のおわりと言うべきや 君を見ざれど寂しくあらず
17
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みなま
残された時間を諦めたのでなく大事に大事に点すろうそく
12
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まつり
吐いた嘘の数だけ舌から花が咲く 存外、綺麗な色をしている
13
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小幸
触れた先あなたの毒が入り込む甘く絡まり欲しくなるまで
10
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小幸
強引にキスする君の息遣い追い詰められて濡れて墜ちゆく
11
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詠み人知らず
しあわせが 凝縮されて 美しい フォルム完璧 香箱座り
3
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矢車菊
神様が我の歩みにふと載せるフェルマータかもしれぬ冬虹
10
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河のほとり
侘びぬれば庭の落ち葉にまぎれてむ朽つるわが身を一枚にして
10
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矢車菊
自らは楽器たるもの 音楽を奏でるように生きたてゆきたし
6
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ながさき
平和とは 分かりあう事 優しさと 相手を想う 思いやりこそ
18
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斑鳩入鹿
年の瀬に決め事ひとつ閃いて心静かに胸に秘めをり
6
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悠々
老の身の恋の相手は女身仏女医という名のたおやめなりき
18
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