滝川昌之のお気に入りの歌一覧
つばす
子らいない砂場寂しき夏の午後 厳しき日射しミミズ干からぶ
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うすべに
祇園町 誰かを想う恋心 熱い夜呼ぶ燃える西空
8
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へし切
駒を指す負けず嫌いの血が滾る吾が心根の老い知らずかな
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夕夏
つたわらぬつしまかんこうどうなのよごつごうしゅぎにきをつけようね
4
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横井 信
汗が流れる酷暑日もクマゼミはからだ震わせいのちを歌う
10
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詠み人知らず
つっこみはなんでやねん!と前のめり夜中にセミが鳴き出したとき
6
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夕夏
すみませんいままでいーゆーしょこくとおなじでなくてなぜなんだろう
4
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女房の「今夜は私にしなさいな」柄井川柳永遠の憧れ
3
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夕夏
かんちがいというよりおもいちがいねやくそくをまもらずこれだけは
3
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コタロー
陽を浴びて工事現場の漢等は汗も拭はず肉體酷使
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コタロー
行水をしたる子供のはしやぎ聲聞き耳立てて少し微笑む
9
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コタロー
幼子の息で膨らむシャボン玉フーと吹ゐたら夏空飛んだ
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コタロー
石叩き尻尾フリフリ水を飮む飛び去るときも尻尾フリフリ
5
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コタロー
古池を力いつぱい泳ぐ蝌蚪水面に來ては口をパクパク
5
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詠み人知らず
ウイスキーボトルに華やぐ水中花祕めたる愛の水の精めく
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天鳥
台風の過ぎたる後に突然と現れた熱慣れずだらける
4
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ななかまど
旅たてば違う自分に逢えそうな十八きっぷ首に提げれば
8
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西村 由佳里
花たちがぱっと開いて消えてゆく残る煙に空を託して
4
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ひすいの湖
既読したとわかり安堵するなんて泣くに泣けない愚かな私
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ひすいの湖
梅雨の夜三年越しの告白にただ眉を掻く弱気なあなた
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