夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
遠景の海と雲とが溶けあった 曖昧な青なにを誤魔化す?
16
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inosann
靄かかる駿河の海はあやふやで定かならざる天との境
25
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みなま
鉢の土ひとつひとつの乾き加減指でたしかめ水遣るひとり
7
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へし切
ままならぬ浮き世にあれど上を向き生きよと諭すひまわりの花
49
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紹益
刺青の 大男らが 駆け巡る どうも馴染めぬ 海外サッカー
19
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恣翁
丈高き少女は夏を匂はせて 向日葵のごと窓辺に立てり
40
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すばる
かたつむり青葉の茂る木の下で雨の恵を待ち続けてる
28
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ながさき
群雲の 隙間に見えた 上弦の月よ弥増し 光り輝け
22
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灰色猫
感性に寄り添い歌うこと 雨降る夜に心に銘記す
12
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片井俊二
歩道刺す雨粒砕け流れゆく 今この時が消えゆくごとく
11
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詠み人知らず
天の川笹舟流し逢いにゆく遠距離恋愛の姫と僕
13
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みなま
待ちきれず萎れる花に水遣ればたちまち大粒の雨の降りだす
10
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ふきのとう
鈴なりの青き林檎の実によせる初夏の日差しはやわらに見える
10
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ふきのとう
どくだみの群生なせる片隅に十字の花は可憐に咲けり
8
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紫草
紫陽花の傾くまでに雨降ればひと日をアイロンかけて終えたり
24
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詠み人知らず
宇宙より帰還する人あった日も行方知れずの星が恋しい
19
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詠み人知らず
密かに紫陽花色の雨は降り濡れた瞳にベールをかける
10
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詠み人知らず
染め色を忘れた白き紫陽花の憂ひを包む雨の囁き
68
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ふきのとう
七月の激しき雨によみがえる土砂の流るる市街地なるを
12
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紫草
「なにもかもお終いです」と思えども時は流れて収まりゆけり
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