葱りんとのお気に入りの歌一覧
へし切
風はまだ頬に冷たい春なかばこころ浮かるる菜の花のいろ
33
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ひかり
真夜中のアスファルトには頭骨か白木蓮の落ちる音して
7
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詠み人知らず
晩年の安倍公房が云ったのは死者の立場にあるか否かだ
11
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くらら
百万の 偉人の言葉に 勝るのは 静かに寄り添う 人の温もり
23
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詠み人知らず
禍は人為と自然あるものの 逝く立場には 等価の苦痛
19
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千映
深夜二時「何してるの?」と電話あるご主人の死 彼女を弱くす
12
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桐生賄
ガーベラのパスタ・デ・ママって面白い 何だか美味しそうなんだけど
13
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へし切
ひそやかに道辺に生きる雑草の名は知らねども春を知るかな
36
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林林
お店にてティッシュが最後のひとセット買って五人で分け合うあの日
18
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林林
暗闇で毛布にくるまり夫待つ温かくなる話を子らと
18
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夢士
多摩の地の特産野菜食みて飲むサッと湯がきてのらぼう美味し
20
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へし切
悲しみを消せたらいいね消しゴムで涙枯れても癒せぬのなら
26
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詠み人知らず
時間とは過ぎはしないで積もるから せめて汚れは 自動で消すよ
14
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へし切
鎮魂のともし火 哀し 被災地の帰らぬ日々を 想ふ今日の日
28
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詠み人知らず
和の国は議論の出来ぬ人種ゆえ 国会なのか 滑稽なのか
12
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千草ななせ
「大丈夫」その一言に励まされ お仕事さがすね、頑張るね。
10
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詠み人知らず
ひとごろし茶を飮むくらい軽くなり 一人ならばと 司法の狂氣
16
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リクシアナ
あれからと数える節目 震災の涙の数を我が身にとらえ
15
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夢士
寒風の吹き来る朝や鶯の姿なき音に春を告げらる
22
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只野ハル
二、三回募金をしたと胸の内でまた今年も言い訳している
16
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