桜田 武のお気に入りの歌一覧
ながさき
信念の 赴くままに 持続する 三十年は 昨日の如し
22
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恵
父逝きし川面は今日もゆっくりと流れておりぬ七度目の朝
32
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あふひ*・○・*
願わくは歳移りゆく此の除夜に常の心を取り戻さむと
13
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詠み人知らず
続くだけ過ぎてくだけの時間にも 区切りをつける 人はエラいね
15
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灰色猫
すまないと 心のなかで 詫びながら 新巻鮭の 首を断ち切る
28
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林林
歯医者にて 喝を入れられ丹念に歯磨く習慣つけんとぞ思う
12
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林林
朗々と実家の窓から父の歌ひとりに慣れたかそれとも逆か
21
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ながさき
太陽と 月と大地に 有難う 水の惑星 地球に乾杯
28
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コーヤ
言の葉を重ね重ねて着た道をともに辿らん希望の道を
13
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コーヤ
初春の海の朝陽を仰ぎたく草むらのみち自転車をこぐ
17
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恣翁
輝きのなき夕陽なむ 煙るがに見ゆる冷気を 照らしたりける
19
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へし切
歯を病みて噛むこと難し ほそる食 身の衰へばこころも萎える
21
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ながさき
懐かしい 「いちご白書を もう一度」 フォークソングに 惹かれたあの日
24
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恣翁
枯れ芝の 針のごとくに灯に光り 踏めば 乾きし音を立てけり
16
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へし切
あたたかな冬の陽ざしに群れ鴨のあそぶ水面に波の輪たてり
25
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林林
やることが追いかけてくる年の瀬の畑の隅に微笑む水仙
17
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林林
溜め込んだ書類見返し整理する来年の計見えてくるやう
16
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灰色猫
広大な ネットの海を 飛び跳ねる 人魚のように 自由なあなた
24
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灰色猫
舞妓はん 白粉塗って 紅さして 雅な京の 風情となりぬ
26
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コーヤ
老いなれド年の迎えは楽しみで準備あれこれ心弾みて
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