夢士のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
紫陽花の花玉も萎え緑立つ葉の夫々が雨に応えぬ
19
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へし切
早乙女のたすき姿の麗しき田の面に映ゆる里山の夏
30
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秋日好
園芸の夏の祭典近づいて出会うは友と新しき花
7
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灰色猫
鮮烈に焼きついている 肩車され見上げた柳花火を
16
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みなま
嵩増せる水に浮き立ち遠出して道失いし大山椒魚
15
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もなca
もぎたての赤いトマトをテーブルにのせて会話のはずむ朝食
13
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ながさき
七夕の 夜空に雲は 流れゆく 月影薄く 星の影なく
17
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紹益
七夕に 季節外れの 台風で 年に一度の 逢瀬叶わず
14
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秋日好
満開の百合はこの家に合わないと庭先で濡れる花瓶ごと 雨
7
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秋日好
思い出にするには早い録画した待宵草のほどける瞬間
9
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美津村
夕映えに稲田まぶしく照りわたり遠き部落の屋根はきらめく
10
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美津村
獅子脅しの響きたつ庭 苔植えて働く人の咳き聞こゆ
6
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ほの香
笹飾り川に流れて遥かな海は天に続きて願ひよ届け
13
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ほの香
ふたりして雨に濡れても雲の上満天の星いつも輝く
20
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みん
空見やるわけでもなくて ただ部屋で二人の再会願う七夕
10
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芳立
織姫はなほ見つめたり見つめても台風のため欠航の文字
9
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芳立
をんなより渡り来といふ七夕の夜は宿すらむ神の水蛭子を
7
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みやこうまし
絶望を如何に叫べど介護なる責務は消えずこの五年、明日も
14
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只野ハル
梅雨空の葦簾の部屋の薄暗く時の過ぎるをただ座して待つ
12
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只野ハル
サイレンが一斉に鳴る消防の朝の点検母乗せ過ぎる
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