夢士のお気に入りの歌一覧
南美帆
離陸して三千フィートの世界には青と白だけ静かな地球
8
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デラモルテ
台風の過ぎて輝く十五夜のまろきま白き澄みわたる空
12
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ほの香
ひと雨のあとの東京 虹立ちぬ 大きな架け橋 夢超えるかに
13
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へし切
薄紅にほほを染むよにむくげ咲く乙女の夢の果てることなき
22
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芳立
まだうらみつきせぬ夜半の寝覚めにはさみだれやまぬ窓べなりけり
3
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詠み人知らず
夏よ来い 夏の青空 白い雲 光り輝く夏の太陽
4
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小林道憲
生れし世に時の流れを紡ぐごと 蚕の繭をつくる営み
19
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紹益
西の空 色鮮やかな 夕焼けは 嵐を前に 不気味な紅さ
21
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美津村
庭に干す小豆に昼の光差し宝石にも見ゆ血の色にも見ゆ
10
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恣翁
背の笠に夕陽を浴びて 青山に帰りたるかな 僧形一つ
26
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もなca
降りそそぐ雨やさしくて銀色にうぶ毛ひからせ色付くトマト
14
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みなま
信楽の花活け彩る青と白器であれば満たされるのに
13
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みなま
揮発せぬ汗に疲れてどこかしら野分待ちおり しずけさうだる
12
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河のほとり
つかの間に身に添ふ風の過ぎゆけばほのかにそよぐ草の原かな
9
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詠み人知らず
星も無い闇夜の海に船を出す 灯台だけが私を照らす
14
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みやこうまし
愛したる人は少なく愛されし事はままあり初恋の咎
12
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ながさき
常陸なる 国に住まいて 三十年 長閑なる里 寿命が延びる
11
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詠み人知らず
ぶらんこを漕ぐ幼児には目もやらず 終始スマホをいじる母親
14
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只野ハル
降り出して焼けた舗道が濡れ始め雨の匂いが風に運ばれ
10
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只野ハル
デイケアの入浴の後母の髪足の指にも丁寧さ見る
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