詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
読経の音ひびく木魚阿弥陀仏ひ孫揃ひて合わす小さき手
7
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石川順一
アンソロジー英語の詩ばかり載つて居る朗読すれば英国紳士?
12
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滝川昌之
あちこちで気怠い吐息は昇華して連休明けに薫風が凪ぐ
20
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藍子
そよ風を含んで泳ぐ鯉のぼり何故か隣の庭でとそよぐ
14
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横井 信
青空を水の張られた田にうつし小さな苗よ真っ直ぐに立て
17
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横井 信
雲厚くあたたかな風浴び歩く本を返しに休みの最後
14
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滝川昌之
午後二時のグラスビールはハンモックしばし揺られて瞳閉じよう
20
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へし切
生きてきたようで 僕らは 生かされて 人の温もり 人の優しさ
20
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煩悩
こどもの日こどものいない心の闇を癒やすがごとく産まれるパンダ
5
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石川順一
信長は石山御坊と合戦す宗教勢力侮るべからず
14
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石川順一
リンカーン大統領は内戦の南北戦争戦ふ幕末
12
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秋日好
剪定もされない薔薇から垂れ下がるクレマチスの蔓花重たげに
18
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秋日好
朝食を庭で饗応したいらし再三芝刈り要請の来る
11
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横井 信
鯉のぼり 青空望み揺れている泳ぎ疲れた姿にも夏
15
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横井 信
すれ違う畑しごとする人影へハクセキレイの歌声届け
14
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千映
先生の助手にされてた放課後のインクまみれのガリ版印刷
12
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千映
立夏とは名ばかり傍でストーブの薬缶シュンシュン笑っているのね
10
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詠み人知らず
果てしなき藍の帳に耀へる星の聲ひとつ掌に掬び上ぐ
12
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詠み人知らず
如何ほどの苦しみきみは抱へしか 可愛ゆき盛りの我が子残して
11
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藍子
詠い人言葉に出会うその度に忘れぬようにスマホにメモする
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