金木犀のお気に入りの歌一覧
まあさ
洗濯物を 干すため外に 出る前に 深呼吸する 氷点下の朝
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inosann
久々に盆の帰省に迎えくれし母の目尻に一粒光る
19
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吉野 鮎
西空に際だつ煌き放つ星西に學びゐる吾子護りたまへよ
6
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桃湖
残り香を感じるマフラー抱きしめて夢じゃなかったと確かめる朝
7
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己利善慮鬼
往く雲の帰らぬことが切なくて一人ただ見る風の足跡
7
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千映
デビュー前松方目黒の兄弟がポケバイに乗る姿懐かし
8
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敬之介
逝く祖母のしとねに詰めて懐かしき幼き夜の温もりを想う
10
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野々花
悲しみが雪へと姿を変えてゆく心しんしん泣きたい夜に・・・・・
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雪柊
バイバイと手を振る君が好き過ぎて気付かぬ振りで自転車漕ぐ冬
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まあさ
春隣 不調抱えて 試験場 眼裏に桜 浮かべつ挑む
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万陽
青空へ飛び出したいと願うても電線重なり 鉄格子と化す
10
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桜田 武
古希前の我が胸に残る母の業子らの髪切るバリカン捌き
10
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永草御行
土になるのを樂しみといふ君の變じた土に百合は咲きたり
12
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夕夏
わすれないあなたのにおいするふるさとをいつかあえるとおもうから
6
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只野ハル
雪が降るトイレの格子窓獄中の歌人の歌を思い出す
20
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澄舟
駅のカフェみじかく憩う人々はコートは脱がず大寒の朝
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夢士
大寒波昼のジョギングいと寒し道ゆく人の視線に耐ふる
17
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へし切
少年は大人の階段のぼる度 夢のつぼみを無くしてきたね
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灰色猫
孤独でも大丈夫だよと告げるよう凍てつく夜のお月様
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芳立
から風はなほ冴えながら大宮の氷川の杜に花のほころぶ
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