金木犀のお気に入りの歌一覧
inosann
久々に施設に暮らす母に会うふくよかな顔に笑みのこぼれる
18
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詠み人知らず
店内にサザンメドレー流れいて番待ちつつも聞き入る午後よ
18
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詠み人知らず
指示通り書類に文字を埋めてゆく優しい響きの声聞きながら
15
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詠み人知らず
待ち時間苦痛にあらず穏やかに言の葉の森そぞろ歩けば
22
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万陽
抜け殻のごとく放られた寝間着らをぬくもり感じ畳む幸せ
17
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野々花
待つ事にときめく歳は過ぎたけどやはり嬉しい笑顔の帰宅
26
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野々花
朝焼けの溶け行く空は美しくあなたの次に好きだと気付く
17
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美津村
髪乱れ黄疸に染まり息絶えし母の額を我ぬぐひゐつ
16
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ながさき
碧空に 紅白の梅 乱れ咲く そんな季節が もうすぐそこに
34
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滝川昌之
月曜の朝に戦う主婦たちの子が出るまでのカウントダウン
6
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滝川昌之
また一つ梅も咲くかと庭先で暖陽を浴びる寒の好日
12
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inosann
いやみさえ言える相手の居る事をこころにかみしめ妻と食事す
27
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藤久崇
梅咲かば 見ばや聞かばや 花園の 目白の姿 鶯の声
23
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夢士
寒中や木枯らし吹きて窓の内寒紅梅の咲きて待つ春
18
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藤久崇
鳴き初めの 目白の空に 飛びゆけば さぞな匂える 梅ぞ咲くらむ
17
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詠み人知らず
譜にのせて心の声を響かせる幸せ願うともがら連れて
16
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灰色猫
いつまでも見つめていたい清らかさ心の癒やし春のせせらぎ
20
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灰色猫
温かく触れてしまえば溶けてゆく儚く積もる雪の精かな
20
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なかしぃ卿
塩むすび握りて繋ぐ縁結び炊き出しの朝皆に配りぬ
10
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絮谷新
二十とふその頃われは少年なりき朽ちて鯘れてこぼるる春よ
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