平 美盛のお気に入りの歌一覧
垂々
違う女つれてとびたつ成田発サイパン行きの雲は白くて
17
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阿房奈児
囃子の音 行き交う人の 嬌声が 次第に消えて 届く虫の音
8
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まるたまる
「あれ彼女?」聞かれて違うと言いながらなんか嬉しいふにゃりと笑う
13
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日央
秋空の高き雲居に昼の月 見えつ隠れつ流れ行くかな
10
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日央
茜雲流れ流れて行き着くは藍夜の広ぐ愛し両腕
5
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たんぽぽすずめ。
かそけしき虫の声音は寄せ返し一期の君が点りさびしひ
11
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まるたまる
花柄やフリルやチェックにときめいて乙女な服が着たい秋です
12
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三沢左右
ビートルズ「リボルバー」を聴くこの夜は十二時を過ぎいよいよ長し
13
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聴雨
新涼のやはらかき藍にやすらへる微睡みのごと有明の月
18
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浅草大将
野をわたる風の叫びにかそけくも抗ひ集く虫をこそ聞け
20
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聴雨
なにもかも流れてゆくねこの空をゆく雲ひとつ心にとめて
16
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三沢左右
闇空の色をも変へて望月の溶けたる青ぞ澄みわたりける
20
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三沢左右
君の手を握っておりしその力を指先に込め引き出すガムテ
18
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はなはな
病んでても病んでなくても私達 皆大切な地球の仲間
21
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薫智
車イス使って移動する世界見てる目線は新鮮であり
20
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光源氏
面影の色はかはれど波の花月の宿りに夢を見るらむ
17
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光源氏
おもしろきこともなき世をおもしろく世に棲む日々に思ひを込めて
23
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まるたまる
街中を赤くしたのは一瞬でいつもと同じ夜の訪れ
19
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光源氏
山里でその日暮らしの我はただ霞よりほかに喰ふものはなし
14
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螢子
何気ない言の葉なれど心には刃となりて突き刺さりたり
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