やながわ亜弥。のお気に入りの歌一覧
浅草大将
恋ひこひて息を月夜の隙もなく霞み込めたる胸ぞくるしき
13
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都季
東京は色が溢れて簡単に自分を見失えそうだった
10
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たんぽぽすずめ。
誰であれ楽に生きたいだが人と苦労を越えて笑んで死にたい
9
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田中ましろ
生きているだけではつまらないだろう 白いお皿になにを盛ろうか
15
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たんぽぽすずめ。
エロスでも別にいいだろ誰も皆愛が絡んで生まれたんだし
15
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林ユキ
琴線が切れた夜更けをぼんやりと白く濁らすきさらぎの雨
19
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田中ましろ
やぶられたノートはきっと知っているやさしさという暴力のこと
8
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たんぽぽすずめ。
つかの間に夢追い人の火を揺らすマッチを朝にもう一度擦る
11
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羽
生きるため書き換えられた記憶にも今宵ましろい雪が降りつむ
17
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林ユキ
みずならの樹によりそひて春待てばわたしのうちに湧き立つみどり
20
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田中ましろ
お気に入りシャツを裏返して着てた ここにいるよと泣きそうな午後
7
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悠々
ほんとうの己れも嘘の己れなり嘘の己れも真の己れ
15
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田中ましろ
降り積もる間もなく溶けたいくつかの恋にも意味があったのだろう
11
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たんぽぽすずめ。
君の打つ毎分百の心拍を真似てバイクでぽぽぽと向かふ
10
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浅草大将
嘘ばかりならべた自伝に付け足した心に残る傷のあとがき
15
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浅草大将
春来れどたがやす人はあら金の土にも萌ゆる名も知らぬ草
7
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浅草大将
我が恋は燃えてあかしのしづ環数にもあらぬ歌をつらねつ
8
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たんぽぽすずめ。
子のために男を食べる女なら裏切られても構いはしない
8
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たんぽぽすずめ。
真夜中に拍手飛び交ふうたのわは心を結ぶ伝書鳩です
13
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林ユキ
冬ごもり ふぶきが閉ざす厨房で あしたのパンをいっしんに焼く
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