柊+のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
秋彼岸 墓参日和と張り切れば 近くで運動会の歓声
12
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滝川昌之
先に来て石磨いたか姉夫婦 嫁たる妻が曇る墓参に
10
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滝川昌之
「見たこともない葡萄でしょ」墓石にシャインマスカットなどを供えて
19
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KEN
滿ち滿ちて 夜半にたゆたふ 月明かり 秋蟲の聲 胸にさざ波
14
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横井 信
秋めいたひと雨去った空の色 リズムの違う休日ダイヤ
10
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恣翁
夕陽は茜の沓を履きて逃げ 代りし月ぞ 金の粉を吐く
19
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葛城
ご先祖に恭しくも供へたる御萩に柚子の香ぞかをりたり
12
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ひげじぃ
秋晴の墓石にそそぐ井戸水も温湯となりて父を浴せり
13
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KEN
無きやうで あると思へど 有るやうで なきとも思ふ 秋の空かも
11
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朝比奈
むばたまの夜の明け行けばまず声を上げる鴉のなどけたたまし
16
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へし切
命にもまさりて惜しくある君に逢ふはかなはぬ秋彼岸かな
16
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ななかまど
昨宵のおもかげありて昼の月見守り神のごとくひそけし
13
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横井 信
秋の蝶 二匹そろって稲刈りの進む棚田の穏やかな風
13
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滝川昌之
ゴダイゴの銀河鉄道ハミングに流れ星など待つ秋の夜
14
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ながさき
名月の 清かなひかり やはらかに 慈悲の情けで 野山をつつむ
17
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ななかまど
前線と思える黒き雲さりて冷えたる清し長月の朝
14
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朝比奈
夜通しの雨は降るとも有馬山いで湯の室は温く靜もる
23
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へし切
吾は老い 生きる縁の子と孫の 元気にあれば ただ それで良い
15
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ひげじぃ
「じゃあ明日」スマホを消して一錠の薬は楕円の明日の空色
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滝川昌之
稲穂守る鳥影の無き野分から着乱れながら踏ん張る案山子
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