詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
文字だけで愛してしまう人があり 視界閉じれば 髪さえ香る
26
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沙久
恐らくは恋に恋していたのでしょう通信簿でいう「評価1」だなあ
22
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九條千鶴
大通りを流れる車の赤色に遠く故郷の家族を思う
8
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滝川昌之
薄日差し 鉢を洗えば金魚たち 風も若葉も楽しんでいる
25
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松井一馬
最後まで残った奴が食べられる弱肉強食料理教室
6
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詠み人知らず
ひとのこと ひとつダメなら全てダメ そんな評価は おまぬけ評価
18
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灰色猫
庭に咲く白木蓮を愛でる父その姿はもう祖父に似ており
23
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詠み人知らず
十年経ち 変わり変わらぬ 従兄と我 ふたりで想う 幽世のきみ
9
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詠み人知らず
チャンネルを猫が変えたら許されて 俺の意思なら すぐにも罵倒
21
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詠み人知らず
豐作のさの神宿る 山櫻 賑はふ里へ春 連れ來る
10
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安井シンゴ
二十年前の探査機カッシーニ楕円軌道で土星に至れり
10
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松本直哉
ねぎ刻む春の厨にあさり貝ちからのかぎり潮吹くしぶき
15
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コーヤ
移ろいは絵巻の如く鮮やかで人の心に夢を抱かせ
25
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詠伝
枕べに神話で楚々と語り継ぐおやのこごろしこのおやごろし
12
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灰色猫
ちくちくと素肌を芝生に横たえて焼けゆく肌が迎えるはつなつ
24
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灰色猫
風を知る庭師の傷のてのひらに破れることなき花手袋を
24
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詠み人知らず
攻撃する人は 辛そう かわいそう 自分の内側 認められずに
17
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千映
ぜんざいに「塩入ってる?」と母のいうまだ衰えぬ味覚があった
22
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灰色猫
自然への抵抗である歴史では辿りつけない深緑がある
19
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灰色猫
日韓のひずみが諭す国籍を脱いだ言葉に耳をすまそう
14
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