詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
雨に伏す双葉を過ぎたヒマワリへさあ起き上がれと雲間の日差し
18
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滝川昌之
除湿器に溜まった水が六月の部屋干したちを抜け殻にする
17
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まぽりん
うす曇りそそく雨こそ紫陽花の晴れ晴れしかる気色をも見め
21
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まぽりん
そと唇を触れなばとけむ薄絹のなかに秘めたる白きやは肌
24
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へし切
栗の花 落ちて知らるる入梅かな 眺めの空の晴るるものかは
19
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へし切
老いゆけば露の命の愛しかり時雨にぬるる庭のあぢさゐ
16
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へし切
たんぽぽも綿毛になれば 花を終ふ そろそろ思ふ 免許返上
17
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へし切
足る 足りぬ 民は知らぬと思うてか 年金不足 老後の不安
14
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横井 信
雨あがり 棚田の道に少しずつ水はあふれて水鳥の舞
14
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横井 信
水無月の空に浮かんだ月に暈 駅に消えゆく曲がった背中
12
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もみじ☆彡
よもすがら 燈りをともし 裏窓に 訪ひを待つ 白き家守の
12
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コタロー
一聲が四方に轟く牛蛙小さな池の主となりたる
8
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コタロー
雨上がり泥の畑に鶺鴒が餌を啄みやがて飛び立つ
6
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コタロー
手水舎の龍の口より水流れ受ける掌清まる心
9
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うすべに
ゆうすげのうなだれる朝 夢は覚め 白い少女の胸に抱かれて
7
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萱斎院
ほととぎす来鳴くけしきに浮きたちて 来ぬも忘れてなごむ宵かな
7
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横井 信
ゆっくりと駅まで歩く道のりはメダカの泳ぐ田んぼがひかる
11
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横井 信
もう一度チャンスはあると垂れ込めた雲に残ったひかりに告げる
15
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横井 信
ゴールまで気力で進むもう一歩 積み重ねてく小さな感謝
14
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もみじ☆彡
咲きつつも たゆし暑さに うなだれて 梅雨まちのぞむ 花手毬かな
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