つゆふみのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
この宿にお泊りなさいと主を待つほの白き夜のホタルブクロは
12
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滝川昌之
去勢されスマホに籠る若者は懐メロと呼ぶ反戦の歌
18
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滝川昌之
一善がうまく伝わり会釈などひとつ受ければそれで好日
23
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横井 信
踏み出した頭の上で弧を描きツバメの駆ける夏はこれから
12
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横井 信
降り出した雨をやさしく受け止めて静かに街は動きはじめる
11
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横井 信
看板に一羽のカラス 絡みつく空気は重く夏の始まり
15
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横井 信
少しだけ窓を開ければため息も自由な風に連れられてゆく
13
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横井 信
道端で灼けつく日差し浴びながら静かに待った一陣の風
12
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KEN
空洗ふ 雨風の後 なつつばき 思ひ際だつ 釋迦牟尼の庭
12
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KEN
たまきはる 萠ゆる命の 木靈聞く さみだれの後 光り散る森
10
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KEN
千盤破 神荒ぶれて 術も無く 街燈横目に 報せ聽く夜半
12
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KEN
散る萵苣を 君の涙に 例へれば 吾は時鳥 落葉松の陰
10
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へし切
12日 語呂を合わせて「豆腐の日」 商魂 逞し ひとの営み
15
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へし切
いりあひの音を聞き君をしのぶれば涙にかすむ君が面影
16
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へし切
今 君がしあわせでいる それだけで僕はいいんだ 離れていても
18
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へし切
あぢさゐの淡く切なき色に似て老いてぞ恋は愛しかりけり
13
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灰色猫
ふわふわの甘い想いを召し上がれあたしの恋の白い爆弾
17
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灰色猫
風として自由に生きてくださいねいつでも窓は開けておくから
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まぽりん
うす曇りそそく雨こそ紫陽花の晴れ晴れしかる気色をも見め
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まぽりん
そと唇を触れなばとけむ薄絹のなかに秘めたる白きやは肌
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