詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
ゆく夏の影を愛しみて蝉しぐれ残るいのちを愛し哀しと
19
もっと見る
横井 信
道端は夏の終わりの虫の声 駅に近づく二匹のトンボ
13
もっと見る
夢士
マンションの建ちて変わりし街なみや駅前通りにビル風の吹く
13
もっと見る
幸子
しゅわしゅわと産声上げて真っ白なゴーヤの赤ちゃん葉陰から覗く
13
もっと見る
滝川昌之
蜩は西日に翳む夏を追うここカナどこカナ哀しくてカナ
19
もっと見る
詠み人知らず
夕風に吹かれてひとりベランダに今日のこと終え明日を見つめる
13
もっと見る
ななかまど
トマトにも名前のありて桃太郎もらいしゆわれ気になりて食む
9
もっと見る
家鴨あさ子
意味なんて持たずに生きてきたけれど今抱いている全ての意味を
10
もっと見る
KEN
白骨は あなめ あなめと 泣きにけむ 風に萱の穗 山陰の野邊
15
もっと見る
へし切
君のこと想ひうかべて書いてます 届く宛てなき 黄泉への文
17
もっと見る
横井 信
暑かった旅の疲れを引きずって今日はゆっくり写真の整理
14
もっと見る
夢士
スーツ着て踊る人みる数多の目冷たく笑ふその目見る吾の眼
13
もっと見る
可不可
海のいろ緑か青か覗きこむ 覗くほど底は黒々
7
もっと見る
滝川昌之
「感想文、脇役目線で読んで書く」図書室便りに司書アドバイス
15
もっと見る
詠み人知らず
盆帰省に皆の息災安堵せり母嬉しげに西瓜切り始む
13
もっと見る
吉野 鮎
ややを早めて陽くれゆく球兒の影銀傘の影伸びて甲子園
17
もっと見る
詠み人知らず
奥出雲の夏の終わりを告げて咲くつましく白き山ゆり凛と
16
もっと見る
横井 信
暑かった日差しも少し傾いて旅の終わりの雑踏の中
13
もっと見る
KEN
かうべ無き ほとけの胸に あきあかね 瓔珞の如 うかれめの塚
13
もっと見る
夕夏
にほんじんすまぬいなかのがいじんもとかいをめざすうみわたりきて
4
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[402]