詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
果てのない旅に疲れて想い出す温かかった君のポトフを
18
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灰色猫
果てのない旅に疲れて月を見る遠くできっと君も見ている
20
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秋日好
顔背けリードに従い動いてもリバースターンでくらりとさせる
14
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へし切
しがらみに流れもあへぬ憂き身かなままならぬ世よままならぬ意よ
23
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関山里桜
父よりもよく会っている美容師に「いつも通り」と注文をする
10
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夢士
両の手で苺を掴む早わざにきゃーと言うこゑ誕生ケーキ
15
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吉野 鮎
丈高き海鼠壁藏小窓からショパンの「革命」微かもれ來
16
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千映
九十四喪中の葉書友の母 娘の名忘れ 「姫子」はあなたよ
10
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inosann
伊之助の「のこった」の声に嘉風は張り手に構わず突進したり
18
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明星
マカロンのしぐさにぞつこん溺愛中どうしませう寢ても覺めても
7
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千葉 甫
行きずりに聞こえた歌の曲名を思い出せないまま口ずさむ
8
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みなま
愛という言葉忘れぬ唇よもうあきらめよ五歳の過ぐ
11
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葱りんと
ネコ臭い そう言いながら 顔寄せる 匂いフェティシズム 修行受けてる
9
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石川順一
仮眠から覚めて横綱あられ食べ暖房付ける短期間だけ
12
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角谷守
言うまでもないこと言うこと言えぬこと告げる口先鋭く尖り
5
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角谷守
黒色の消しゴムを持つ左手は有無相生の真理を示す
5
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角谷守
「実は僕、短歌も詠める」という人はホームセンターで売っていますか?
6
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角谷守
青春が白銀灯に照らされてぬめる緑の虫かごの夜
5
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日置鳩子
朝霜に凍みておりぬ赤んぼの耳朶のごときピンクのビオラの
12
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灰色猫
そんなにも見つめられたら恥ずかしい苺みるくが流れるからだ
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