詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ハモニカの如く並びぬ窓枠の昏き空洞無人のアパート
22
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滝川昌之
君がいない 恋も正義も貫いたどストレートな歌が聞きたい
16
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へし切
暑き夜の寝覚めのわるき憂鬱は頭痛となりて吾を襲いたり
21
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まあさ
久々の二人っきりのお出かけは近所のホームセンターだけど
15
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秋日好
青系の「星月夜」より暖色の「ポピー」や「向日葵」哀しいゴッホ
13
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あんとん
日曜日 亜蘭知子の 浮遊空間 聴く外は どしゃぶりの雨
5
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ながさき
吾がこころ か弱きものと 知るゆえに 思いのままに 生きるは不可、と
26
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紫草
清濁を合わせ飲み込み身の内でしんと澄むのを待とうじゃないか
19
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恣翁
単調な 座敷に届く蝉の音に倦みて 午睡に 何時か落ちぬる
22
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inosann
四、五センチあろうかと思う蔦の根の切りし口より水がしたたる
25
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吉野 鮎
汝が胸に白き梔子かほりもて愛しみ告げむ夜半を沁む雨
12
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吉野 鮎
夕暮れを濡らしつ雨はゆるくふる潔しかほりの梔子もぬれ
13
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灰色猫
かなへびの青き尻尾が千切っては動くの楽し命も知らず
14
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灰色猫
鎮魂に心が嘆く時もある苦しんだのは一人ではない
15
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灰色猫
朝顔に水を与える少女からたくさん夏がこぼれています
21
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灰色猫
高齢のレジのバイトのおっちゃんは若い子よりも笑顔で優しい
20
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恣翁
赫 火照る姐やは 息吹きの霜見草 然しも萎るな 萌ゆるを以ちて
16
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石川順一
雨期思う梅雨は明けたか原始人まゆごもる如く自分にこもる
13
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リクシアナ
目の眩む白いタイルの炎天下青い尾先のカナチョロがゆく
19
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まあさ
休薬し 様子をみると いう医師の 言葉に夫の 顔がほころぶ
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