詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
士心
飛び越える勇気無いのは君のほう 恋も最期は戦の如く
2
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蒼山城守慶次郎
秋晴の総てを包む空見上げ吾が児を包む空で在りたい
2
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あるある
その時に何思ひける祖母の靴燒き場で母が胸に抱けり
8
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諏訪真
田舎にて寂しさ厭い街に出て漸く気付く孤独の意味を
4
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京都次郎
もしもしと 想いを馳せて あの人へ 顔は見えねど 心が見える
5
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あじさば
じわじわとこぼれた水を吸収するティッシュを見てる無職の十四時
2
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あかり
雨に日に生まれし吾子も十五歳あの日と同じ今日も雨降る
6
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中麻呂
花笠の踊りの隊列とおり過ぐヤッショマカショの声響かせて
2
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あかり
古里はダムに沈みて父愛でし霧島つつじ年毎に咲く
3
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空魚
列車去り プラットフォームに 舞い込んだ 一枚の雪 触れぬ間に消ゆ
1
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空魚
窓に立つ 死を待つばかりの 老人が 庭の家人に 手を振ってゐる
3
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夜老猫
野良の猫 夜の歩道で抱き上げて 慰めている 実は自分を
5
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菜月
キミの顔見るためだけに今日もまた 全速力で自転車をこぐ
5
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鷹雪
好きだとか愛してるなんてすり切れた言葉じゃあたしを愛してないよ
4
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海音
何も問わずじっと隣に座り居る大海の如き君の優しさ
7
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夢士
閨に入り太りゆく君眺めむと窓辺に在りて天空見やる
16
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夢士
歌会の存在知るも開催の有るを見落としご無沙汰続く
10
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滝川昌之
転居先不明で戻る年賀状 紙切れ一枚分のサヨナラ
23
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滝川昌之
賀状のみ続いた友がまた一人 再会誓った文は途切れて
16
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へし切
ぬばたまの闇に耀ふ月影の冴えたる冬の夜は静けし
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