万陽のお気に入りの歌一覧
みろく
孫を抱く笑顔を遺影にした父の墓へと歩く 娘の手を取り
27
もっと見る
なかしぃ卿
居眠りて電車の揺れの心地よさ降りたき駅を通り過ぎけむ
8
もっと見る
詠み人知らず
今生の別れでやっと気づく愛ぬくもる雨に君を感じて
7
もっと見る
沙久
「すれ違うだけの人かもしれない」と思うも君をあきらめきれず
24
もっと見る
inosann
気がかりな北のミサイル心配し無音テレビの画面みる日々
19
もっと見る
高松 蓮
少年の 真白き靴と 制服の 余りし袖が 春を告げたり
18
もっと見る
詠み人知らず
不機嫌な空模樣を睨むより 花曇りといふ言葉を愛でやう
15
もっと見る
滝川昌之
ウトウトと している妻に 上着かけ テレビを消した 息子の進化
30
もっと見る
林林
「ママ一緒に寝よう」とはもう言わなくて三月二十日は一人寝記念日
25
もっと見る
林林
末っ子が家庭数なるプリントをちょっとはにかみ持ち帰る春
18
もっと見る
吉野 鮎
香りくる花の在り處を尋ぬあさ白木蓮の空めざす花
11
もっと見る
千映
無駄遣いいわれることも多くある無駄の中から元気飛び出る
15
もっと見る
恣翁
暖かき雨訪へど 老いの常なれや 火の傍らを 離るるに難き
17
もっと見る
灰色猫
片思いしているときの心臓がすももであることの酸っぱさ
25
もっと見る
灰色猫
激動の昭和の歴史の短さを人差し指の幅で愛でる年表
20
もっと見る
沙久
「つらかった」「楽しかった」が時を経てかさぶたに、そして思い出になる
19
もっと見る
inosann
空一面青きキャンバスに彩る雲どなたが描きし今日の夕焼け
19
もっと見る
藤久崇
ゆく道は いとも遠しや うらうらと 草木留むる 春の帰り路
17
もっと見る
灰色猫
いたずらな子猫の爪を切っていたこと思い出しつつひとり爪切る
20
もっと見る
滝川昌之
青ひとつ 絵具で描ける 空を背に 菜の花笑う 黄色と緑
23
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[37]