雪柊のお気に入りの歌一覧
光源氏
来ぬ人を待つは苦しき明石潟浦見の松のさびしかるらむ
19
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光源氏
色も香も面影にのみうつろひて宿り定めぬ酔ひのつれづれ
13
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藍子
乙女なら恥じらう恋を謳歌するそんな時代も有ったと苦笑
17
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吉野 鮎
蒼穹に流る沒る陽の蜜の色歸りくる汝を待ちてひとり
15
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幸子
いつの間にできてゆくかな子どもらの遊ぶルールの精緻きはめて
10
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幸子
羽こすり蟲の鳴くごと人間は何と何とが葛藤し哭くか
10
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吉野 鮎
ゆくりなき戀なれど汝は吾を抱きてかろやかに翔ぶを誘ふ北へ
11
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コタロー
屋根瓦傳つて跳ねる雀たち餌を啄み屋根瓦飛ぶ
4
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灰色猫
蛇口より流る雪消はきらめいて朝にふくめば春きたるやも
24
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滝川昌之
気づかないふりをして待つ卒業の気づかぬままに切れてゆく糸
22
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林林
健康な生活習慣ちょっとしたことで崩れるまた建て直す
15
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林林
「十年間育ててくれてありがとう」親の手を解き子は未来へと
26
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林林
待合室「暮らしの手帳」に募りをる「題詠 空」に広がる空よ
24
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恣翁
繭を成し 老いぬる蚕 代替はり 居眠らむずるに叶はざりしを
23
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へし切
「明日からどう働くか決められる」言われて君は自由に縛られ
23
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灰色猫
無常なる時のうねりを遡り永久の眠りの君に逢えたら
25
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横井 信
西空に 下弦の月が 沈みゆく 雲に霞んで 赤みを増して
15
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詠み人知らず
折鶴が手毬がもみじが昇りゆく梅花咲きいづ唐くれなゐに
9
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千映
溜まってたストレスたった二時間のひとりカラオケ拭い去るかな
6
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石川順一
大垣に松尾芭蕉は四度来て蕉風伝える伝道者かな
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