富鴨のお気に入りの歌一覧
灼熱
前を行く夜行バス抜き去りし後言うことにしてアクセルを踏む
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河のほとり
飛ぶ鳥のゆくへも知らぬ野の果てに空しづかなる秋の夕暮れ
19
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コーヤ
目を見張る紅葉の森走りゆく車ごと秋満喫の旅
13
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85
年末な気がしないなあ いつもはさ、もっとこう・・・あれどうだったかな
6
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夢士
懐かしのサクマドロップ求め来て孫と分けあひ吾の手には白
19
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永草御行
この夜はこころの中に穴を掘る 僕が拒んだ善意の墓を
6
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恣翁
吹く風に斬られ 芥に塗れたる陽に身を焼かれ 地をや這ひずる
17
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村上 喬
僕たちは悲しいほどに透明な光の中で立ち尽くしていた
23
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まつり
三月の理科室 きみの遺伝子はきっときれいな色をしている
9
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大さん
たぶん今僕の知らない君がいて 笑ってるんだろ他の誰かと
19
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利己翔
いつからか酸素がきらい水と血と光もきらいできもち・イラナイ
3
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林林
上り坂傾斜五十度ただ続く 死にそう と言う 死なないために
13
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コーヤ
紅葉が散りばめられた皿の盛り味覚味わい秋食べゆきて
11
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へし切
如何せんプロの仕事の偽りを 矜持や何処 地に落つるかな
18
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Chico
「ひも野郎!」愛撫も無しに入出庫ファッキンベイビー冷藏子閉。。。
17
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ももンが
ひたすらに剥ゐてはついばみ繰返し人の目も見ず爪への執着
4
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詠み人知らず
吐き掛ける負の感情の二乗分 戻って来ます 磁力によって
17
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大さん
結末が変わらないかと何回も読み返してる恋愛小説
19
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まつり
いつか来るさよならのため悲しみの予行演習してる十月
8
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純虚数
静謐に落ちていく砂を三分間見つめていたら終わりが来たの
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