やひろのお気に入りの歌一覧
さら湯
わすらるる 花はまほろば ときをへて 夢のまにまに 君を隱せば
5
もっと見る
栞
空白の夏休みの午後、床の上寝転ぶわたしと笑う風鈴
13
もっと見る
まがね
夏空に遊び疲れた雲達が家路を急ぐ青い夕暮れ
13
もっと見る
桜井凛香
カランコロングラスの中を浮き沈みゆれる氷も溶けて八月
16
もっと見る
あまおう
Tシャツの袖からこぼれ落ちそうな 桃よりまろき きみの二の腕
33
もっと見る
紹益
夏祭り 篝火紅く 火照る肌 ただひたむきに 太鼓打つ君
18
もっと見る
すばる
向日葵は変わらず綺麗に咲いている 二人の夏も 一人の夏も
22
もっと見る
詠み人知らず
丁寧に洗濯物を畳みつつ 雑なあなたを愛しく思う
22
もっと見る
みなま
懐かしいレシピの本の葡萄ジュース寡婦になるとは知らないはたち
18
もっと見る
詠み人知らず
ドアの横忘れ去られし傘がある 電車の窓の外は夕焼け
22
もっと見る
へし切
降り注ぐ火の粉を浴びて涼しげに手筒花火に夜空が燃へる
30
もっと見る
あまおう
体温と同じ気温と言うけれど きみはも少し ひんやりしてる
33
もっと見る
すばる
もういいの理解したふりされたふり 最後の日まで君は優しい
20
もっと見る
へし切
手をとりて妹が耳もと顔を寄せ涙こらへて別れの言葉
29
もっと見る
芳立
三度目の熱帯夜にもブラウスを脱がないでゐる君のしぶとさ
14
もっと見る
詠み人知らず
夏の日にたえて蝉声なかりせば暑さ黙して猶ぞ苦しき
3
もっと見る
蜻蛉
氷水つけたラムネが輝いて欲しくなるのは夏の幻
9
もっと見る
詠伝
私の住む故郷は海から遠すぎてふられちゃっても泡になれない
24
もっと見る
村上 喬
柿の種一つつまんで思案せり厨の小窓に月を浮かべて
33
もっと見る
恣翁
唇を紫色に染めながら プールに戯るる少女ぞ愛しき
21
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[21]