らてんのお気に入りの歌一覧
谷保天梅子
思い出し グラスの中に 注ぎ込む 今年のわたし ホップにとけてく
3
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聴雨
ふと香る花のありかを知りたくて月なき夜の道を彷徨ふ
15
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もぉりもり
ざらざらとはじまってゆくこの夕べわたしの鱗が剥がれおちてく
5
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しゃか
傷ついた泣いた怒った落ち込んだ重ねる度に優しくなれた
7
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谷保天梅子
知ってるよわかってるから言わないで耳塞いでる見ざる言わざる
2
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律
仕方ない あきらめでなく単純な現実だってわかり始めた
3
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律
「しょうがない」呪文の言葉つぶやいて 僕は働く、魔法のように
4
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詠み人知らず
君の待つ家には帰らない 君はもう僕を愛しちゃいない他人さ
3
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詠み人知らず
独りならお節もいらず幸いらず賑わう商店横目で過ぐる
8
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詠み人知らず
正月の買い物してる夫婦だと 景色に溶けて見えたらいいな
13
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詠み人知らず
永遠といふことはないと知りつつ君の瞳に永遠を見る
6
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もぉりもり
黒髪のなかの顔うつくしい溺死の果てに仰ぐ 空・海
4
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もぉりもり
あたためた声でこたえるこれからもひとつの影になって眠ろう
4
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もぉりもり
ふわふわの言葉を話すくちびるに蝶がとまった 吸っていいのね
5
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聴雨
何となく見守られたる心地して窓辺に月の在り処を探す
14
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聴雨
キズつける人をも傷を負ふ人もあまねくつつむ小雪の月
12
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南美帆
編みあがる前に心が離れゆき片手袋の行き場もなくて
26
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聴雨
柚子の香に思ひ燻らす一年のさまざま包む湯けむりの月
14
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詠み人知らず
ひととせの過ぎ行くことの早かりき 毎年、毎年今頃思う
7
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後藤郁弥
他人事な哀しさだとか苦しみですこし優しくなれる気がする
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