朝がおのお気に入りの歌一覧
夢士
人知れず八重に咲き散る桜花ウコンザクラの一枝手折る
12
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南美帆
週末はたくさん寝るの指の爪スイトピーの蔓も伸びゆく
4
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みやこうまし
八重桜春の名残りと花笠を拡げし陰に山吹の萌ゆ
17
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みなま
それぞれにまんがの吹き出しあるような団地の窓の夕げの匂い
15
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みなま
藤の房日ごと色づき長さまし祖母の命もともにのばせよ
6
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みなま
さくら色すみれ藤色ライラックあわいいろまし春はたけゆく
11
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桜園
チューリップにうめつくされし絨毯のごとき畑に歓声あげし
8
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ほの香
巻貝の螺旋の奥の記憶には遠くの虹と拓郎のうた
16
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花梨
香烟る華に囲まれ笑ふ君桜も見ずに逝く悲しさよ
11
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詠み人知らず
子を抱き 末は博士か大臣か 百日經ては ただただ元氣で
15
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あまおう
嬉しさを そんな笑顔で 返されりゃ 曇り空でも ひばりが鳴くよ
23
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奈月遥
たまのをの たえだえひかる はるのあめ たはたうるほし みのりはたしか
5
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南美帆
日曜の雨は憂鬱ヤル気なし授業するのも大変なんだよ
4
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詠み人知らず
谷底に並んだ窓に映る灯に 煮物の湯気が見えそうな夜
14
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みやこうまし
この我の我を認める人生を 貫き来たり 孤月の道よ
9
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紹益
四月から 給与下がりし 我が身には 致命傷なる 消費増税
13
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デラモルテ
小手毬の白燦々と輝きぬ櫻散りぬる風に搖られて
10
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紫草
膝にのす幼子の髪ふわふわと風になびいて鼻先に触る
18
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日向猫
鉛筆で卵に顔を描いてみる ちょっと気紛れイースターの朝
22
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へし切
名にし負ふ文字の意味さへ紛ふよな利権、利権と虚しく聞こゆ
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