猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
山桃
青山をなほもかくすか春霞ふた行くわれに亡郷のうた
12
もっと見る
山桃
わが恋ふるいのち死なめや陸奥のやまとごころはををしくあれば
12
もっと見る
山桃
祈りゆく行雲流水ひとの身のはかなさ凍みて春の雪降る
17
もっと見る
狭霧
去にし屁に君が計らい尻しかな草木にあらぬ人の心を
7
もっと見る
さる
蒲公英の綿毛のごとき種が飛ぶ南の風に身を委ねつつ
5
もっと見る
狭霧
さすらいに誘いしかな雲水の歩み去りてし旧き街角
9
もっと見る
狭霧
術なくば己が命を黒髪に託して世をば捨つるばかりぞ
6
もっと見る
狭霧
縦しや咲かむ狂えと言わば姥桜 恋の道さえ花隠るまで
4
もっと見る
狭霧
今更にいかで恋うると謂うべきや言い寄られしを袖にしながら
5
もっと見る
恣翁
蜘蛛の巣の 支柱となりし 疎らなる 籬に花の 落ち尽くしたり
22
もっと見る
狭霧
ゆゆしきは隠しもあえぬふたごころ恥は捨てじな身は果つるとも
3
もっと見る
狭霧
逃れ出て嗚呼恥ずかしとのたまうも御身ひそかに誇りてやあらん
9
もっと見る
狭霧
オーマイガッ新調トイレをシカトしてやってくれたわバスマットの上
4
もっと見る
狭霧
ほととぎす森のしじまを切り裂きてなに鳴き渡る春のあけぼの
8
もっと見る
狭霧
たたなづく井仁の棚田の水鏡うたて砕くる五月雨の朝
11
もっと見る
狭霧
古里の猿掛城の跡に立てばいにしえ人のかくぞ恋しき
6
もっと見る
狭霧
夢も実も結ばぬ夜の明けぬれば身を知る雨に散りし山吹
10
もっと見る
狭霧
あしひきの山陰に咲く岩躑躅いわねど誰か恋いて待ちつつ
10
もっと見る
狭霧
糠雨の宿の軒端に羽根をやすめ思案顔なるつばくらめかな
17
もっと見る
狭霧
絞りてし絹の手巾解くが如白き夕顔ひそと咲きたり
10
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[46]