おおしまゆきこのお気に入りの歌一覧
もなca
雨上がりつぎつぎ芽吹くみどり葉の見上げる先にもう夏の雲
28
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恣翁
峰々は残照浴びて その起伏 幽かに明く車窓に流る
39
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たんぽぽすずめ。
滑らかに弧を描き咲いて散って消ゆ遠き花火はまるで妖精
14
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桜園
わが憂いに寄り添うごとく降る雨にしばしぬれつつ生気よみがえる
27
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恣翁
カナダ藻に潜む 孕める魚のごと 君 初めての恋に羞じらふ
31
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遠井 海
恋心にならないように注意して溶け合っている肌寒い部屋
27
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たんぽぽすずめ。
疲れても日々働いていた父に正したきなり尊ぶ心
14
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遠井 海
悪い子に注意を注ぐ学校で優秀であるぼくの寂しさ
25
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もなca
草を刈る金属音のふと止めばしずかに満ちる鳥たちの声
29
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桜園
新しき友と思うか黄の服に寄り添いて飛ぶちさき蜜蜂
11
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文麿
空もやうてるてるばうず眺めたる長雨にあめの樂しみのあり
9
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もなca
ほんのりと色づく梅にさわさわと銀糸のような雨の降る朝
21
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みやこうまし
生きるとは生き残ること恍惚を置いて逝けない連れの責任
16
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ふきのとう
紫陽花のあふるるほどの花びらは水無月の雨に藍の色濃く
13
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たんぽぽすずめ。
いまもまだ心を爪で研ぐ猫に新たな出会い躊躇う自分
9
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あまおう
幸せも涙も時の「とおりあめ」今度のあなたが虹ならばいい
56
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詠み人知らず
地の果ての訛り分からぬ停車場に 在って嬉しいセブンイレブン
20
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恵
ゆゆし青まといて空はところせし見上げる猫のあくびの先に
31
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あまおう
寂しさが一つ歳をとりましたすき家で今日をうなぎで祝う
35
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ふきのとう
晴れの日に風呂場のカビを取り除き心地よき湯にアロマ愉しむ
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