潮月繁樹のお気に入りの歌一覧
更紗
密やかに星の行方に身を重ね恋を占う 流星の夜
13
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K子
ギロチンが常に頭の上にあり一日平均五回は落ちる
6
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夏嶋もこ
まだドアが閉まってないのにケータイに視線落とした君は脈ナシ
3
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夏嶋もこ
おじさんがお尻を出しても許される神輿の担ぎ手なら夏祭り
2
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夏嶋もこ
兵児帯で金魚のように泳いでく尾びれにかつての初恋をみる
6
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夏嶋もこ
今日もまた産み落とされる無精卵承認欲求のないニワトリ
5
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夏嶋もこ
ドアノブを捻った鍵が開いていたカレーの匂いが僕を待ってた
4
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白月
滿月の 玲瓏たるや その姿 仰ぎて思ふ ハッカの飴玉
9
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浅草大将
爪ぐれぬこのロザリオに祈らばやとけて一つの神の赦しを
11
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安曇野
散らかった星を片付け一面を真っ黒にして静寂作る
3
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ちはにゃん
考えの拠りどころだし救いなのあたしにとってあなた宗教
5
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一藤
理不尽な思いも栓無き疲労感も 鈍き曇天のせいにしており
4
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源和泉
ただ単に愛されたいと思ったら愛することを同じ歩幅で
9
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源和泉
丑三つの百合の香りにふと浮かぶ音の閃き言葉の自信
4
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源和泉
夏の陽の光を浴びる鬼灯にしばし忘れる独りの悲しみ
8
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源和泉
眠り落ち夢に消えゆく我が心光を求め夜にむせび泣き
4
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源和泉
春風に思うは一つ恋煩いその思いすら今や高嶺に
2
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源和泉
暇な街なんとか生きて短き春この春のため暇な日々あり
2
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都詩
高層のビルの狭間の空満たしジュースの色に夕陽落ちゆく
19
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Chico
吾は今日アトランティスを沈めたり君が手にするティーカップ底
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