まぽりんのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
海沿いはひと夏の恋拾い合う漁港の猫までモンローウォーク
13
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滝川昌之
幼子が花火セットを抱き歩くあとの儚さ示唆するごとく
12
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コタロー
可憐なる花から花へ熊ん蜂蜜の香りに誘はれ吸ひぬ
5
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コタロー
百日紅ピンクの花が青空をキャンバスにして染まつてをりぬ
8
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コタロー
水上に眞白き花を開きたる蓮の池には極樂ありし
5
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コタロー
捕蟲網持ちて轉びし男の子未來を向きて聲出し泣きぬ
5
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コタロー
日盛りに向日葵たちも下を向き我もハンカチ一枚濡らす
8
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コタロー
大池の四方を鳴きたる蝉の聲ときをり我に吹きぬ涼風
7
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コタロー
噴水の清らかなりし水遊び幼子たちの笑顏が咲きぬ
7
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恣翁
烈日の燃え尽きし名残り 消えやらで 闇よりもなほ 影濃かりけむ
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恣翁
海面の反射か 壁と天井に 波紋の影の 絶え間なく揺る
13
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詠み人知らず
話しあい思い遣りあい解りあいお隣同士は誠と愛と
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KEN
肪肉 ステーキにする 音眞似て 蝉は鳴きけり 百日紅の道
7
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へし切
梅雨寒の七月の風も何処へやら寝も寝もやらずこの夏の夜
13
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横井 信
令和でもやっぱり暑い八月は汗を拭きつつ踏み出す一歩
13
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可不可
君の目が泳ぎだしたら乾くまで 俄か雨と薄着の魔法
8
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更紗
逢う度に全てを失う危うさを知っていながら止まらない恋
9
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更紗
青竹を流れてくるというだけでなぜにおいしい そうめん流し
7
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坂本雅則
戦没者諸氏の御霊か八月の千鳥ヶ淵に降る星々は
3
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ガビー
漁終えし父の漕ぎだす自転車に我もゆられる母もゆられる
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