五穀米のお気に入りの歌一覧
美津村
飯粒が見えぬと老眼を嘆きたるかの日の母よりわが老い早し
13
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恣翁
渓流を 山女魚釣らむと上れるに 帯に似る空 風は死にけり
37
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紹益
春雨に 緑鮮やか 若葉萌ゆ 花は散れども 青葉しげれる
22
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詠み人知らず
八重洲から日本橋へと向かいます 右手のセブンで偶然会います
7
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小林道憲
春楡が昨夜の雨に輝きぬ 木の間を移る椋の一群れ
17
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詠み人知らず
真夜中の意図は忘れてしまったが客のまばらなコンビニにいる
12
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恣翁
曾つて書きし落首 観る人誤てり 壁の荒ぶれば 古人の作かと
24
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あまおう
トーストが ゆっくり焼けて きみのこと 突然、ポンって ドキドキしてる
23
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浅草大将
一つまたひとつとかざすともしびのあかし人こそ船を導け
9
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詠み人知らず
いつもより眩しい君の衣替え 春・夏・秋と美しくなれ
19
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美津村
こらへ堪へてにこにこにこにこゐたるゆゑ我よき人と思はれたるらし
8
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あまおう
ホトトギス きみのこととか さておいて 聞き耳たてる 声のする方
26
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みやこうまし
抗鬱剤のんで胃腸が楽になる 精神科たずね正解だった
13
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美津村
貧しきに競ふがごとく寄進して報恩講に行きし祖たち
7
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恣翁
眼の前を 白き日傘の回るがに 紋白蝶の楚々と飛ぶかな
57
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美津村
めん鳥とをん鳥のこゑ聞き分けて今朝も目醒めぬわが健やかに
14
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美津村
皿の上の最後の一つを譲り合ひ互ひに老いたり妻としずかに
91
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へし切
風薫る五月の鯉の吹き流しそんな心で浮き世を生きる
29
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詠み人知らず
梅田から地下鉄に乗り難波まで ただ一杯の拉麺のため
14
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美津村
乾ききる畑土潤すにわか雨雨の匂いに心ほぐるる
13
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