夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
秋深く月の光の降りかかる涙のしづく頬に光れり
8
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光源氏
吾が心秋の月とぞ願ふれど妙を知ること覚束無きもの
7
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光源氏
煩悩の未だに道を知らずして白き解き衣思ひ乱るる
12
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光源氏
さらぬだに冷たき風が吹くものを嘆きの絶えぬ秋の別れ路
6
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光源氏
か寄るならばやすらひ給へ枕辺にしのびしのびに夜の濡れごと
7
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恣翁
中年と老いの境に 夢見たる虚構を現に など為らるれや
13
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ふきのとう
四十歳を迎えし娘を祝福しショートケーキを夫と食べおり
13
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紫草
隙間から吹き込んでくる秋風に肌を晒してうたた寝の午後
17
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みやこうまし
人の世は渦と渦とのせめぎ合い 求心力が勝敗決める
12
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詠み人知らず
音もなく未明に出勤した人の 置いた茶碗がぽつり悲しい
22
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つゆくさ
幼き日 大事に大事に 持ち帰る 紙に包んだ 金木犀
6
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光源氏
しめやかな草の庵にさそはれて天の八塩でなごむひととき
7
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只野ハル
計画の鉄路敷かれぬ山路を通いしバスの路線の終る
6
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詠み人知らず
女子たちと男子どうしが結束し 今夜のおかず 多数決する
4
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ながさき
古き良き 和の伝統に 忍び寄る 世相の翳り 如何にとぞ想う
17
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へし切
思ひ川絶へぬ涙の憂き瀬にも浮かぶ瀬もあれ一日過ぎれば
18
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南美帆
秋の山風の抜け道ビョービョーと揺れるテントに子と眠りゆく
6
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秋日好
シクラメン植え付け終わり振り返る南からの陽受けて微笑む
8
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詠み人知らず
午後四時の強いUV浴びながら 日傘の人の 影すれ違う
7
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酒野実
このごろは手づから文字を書かざりし昔は人の手と呼び愛でむ
8
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